あのスラム街に続いてる気がする

南関東のとある街で生まれ、仕事に就くまでそこに住み続けた。

 

海が近く、裸でギターを抱いた女神(弁財天とも言う)がショバを統べるE島がシンボルでもある。このあたりの子供達の初めての遠足は大体E島水族館だ。例に漏れず私もそうだった。そして大体初デートもそこだ。

 

都会へのアクセスも良い上に観光地としても人気が高く、とても良い所に産まれたと思う。お洒落な店も多く様々な作品の舞台となっている。おかげで数年前、主婦が選ぶ住みたい街ナンバー1にも輝いた。

 

光栄だ。

 

光栄だし鼻高々だ。

 

しかし、しかしである。それを知った地元の友人たちと私は一様に首を傾げた。

 

確かに良い街だ。おしゃれと言うイメージもあるだろう。ただ、それ以上にダークネスな部分があまりにも多すぎるのだ。ToLOVEる的なダークネスではない。純度100%の闇の方だ。

 

このような”良い所だし誇りだけど地元民からしたらヤバさの巣窟現象”は日本各地、いや世界各地に散りばめられていることだろう。

 

私の出身地もオイオイオイと思うところが沢山あるし、オイオイオイ 死ぬわアイツ ほう 炭酸抜きコーラですか たいしたものですね……と言った具合に地下闘技場が市民会館の地下にある。(グラップラー刃牙は詳しくない)

 

とにもかくにも、なんというか治安の悪さとかヤバい奴が多いとか色々抗議したい所がある。私と友人はそんな地元を、愛と敬意の証として”スラム街”、”何でもあるけど民度はない”、”九龍城の方が平和だった”と呼ぶ。

 

幾らなんでも地元を貶しすぎだろう、と思われる方もいるかもしれない。

 

それでは問うが、地元で見知らぬ男にラップバトルを挑まれたことはあるか?

 

私の友達は二人ほどラップバトルを挑まれている。私は電車でラップをけしかける男を見たことがある。ちなみに奇跡的な事に友人はラップを嗜んでおり(しかも下ネタ満載)バトルに勝利した。この街にはNYのギャングストリートへ繋がる扉でもあるのだろうか。

 

また学生時代東京の大学へ通っていたが下校時、我がスラム街が近づくにつれ確実に電車内に変質者が増える。確実に、だ。

 

手作りのくじ引きを引けと迫る男(アタリだろうがハズレだろうが地獄なので逃げた)。

 

有名な人だが、大きく『処女』と書かれた服を着た坊主頭のおばさん。

 

数年に一度起きる発砲事件。住民は慣れているので動じない。

 

(地名) 事件 で検索すると一番上に表示される「悪魔祓いバラバラ殺人事件」の文字。

 

小中高校生が沢山通る駅前にデカデカと看板を出す人妻サロンと女子高生キャバクラ。宿場町時代からの色町としての残滓を感じる。

 

今思い出したが、女子高生時代に友達と学校帰りにプリクラを取ろうといつものゲームセンターを訪れたら閉鎖されていたことがあった。その時はプリ取れないじゃん~おこなんだけど~と文句を言いながら別のゲーセンへ移動した。そして後日、潰れたゲーセンの2階で違法取引が行われていた事を知った。ほのぼのとした心和む事件であろう。

 

こういう実情を知っているので、住みたい街ナンバー1になった時、みんなで「市長は誰に抱かれたのか」論議になった。

 

確実に市長は抱かれていたと思う。事後、紫煙をくゆらせる相手に「約束…守ってくれるよね?」と問いかけ「ああ、わかってるさ」と適当に返されやきもきした思いを胸にシーツを抱き寄せたりしたのだろう。名誉棄損で訴えられそうだ。逆転裁判好きだからきっと勝訴できる。多分。

 

なんというか、バッチリ化粧をキメた姉を見た友人がお前の姉ちゃん綺麗だなとかほざいた時のリアクションだった。いやアイツマジでヤベーぞと訂正せざるを得ないあの感覚。

 

まだまだご紹介したい闇が沢山あるのだが市長と私のバトル(ラップバトルではない)のステージが簡易裁判所から地方裁判所までランクアップしそうなのでこれくらいにしておこう。

 

今はスラム街の隣の市で一人暮らしをしているのだが変な人が全く居なくて驚いた。近いとは言え、スラムタウンの住人ではなくなった私は今日もカントリーロードを大声で歌うのだ。

 

屈強なホラーマン

 

骨折をしたことがない。幼少のみぎりより牛乳を愛し、水泳を6年、体操を4年(教える側にもなった)続けた結果、見事に骨太となった。

 

骨密度とか、そういった老後の健康状態を左右する数値的には良いのだろうがやはり線が細い女性への憧れはある。アクセサリーやネイルアートが映えるすらっとした指先を見ると心の吉良吉影が興奮しだしてしまうのだ。話は逸れるがこのブログは吉良吉影がやたらと出てくる。好きである。吉良吉影ならびにキラークイーンが。

 

話を戻すが、例えばドラマや小説なんかでこんなシーン・表現が出て来たとしよう。

 

「思わずその細い腕を掴んで引き留めた」

 

……男性の手でも手首を一周できないかもしれないと思うと写経中の僧侶のような顔になる。「華奢な体はすっぽり覆われてしまう」とかでも同様だ。

 

私は縦にでかくはないが横は3kmくらいある。むしろ私が彼を覆いつくせるだろう。なんならそのまま世界を恐怖で覆いつくす事だって可能なのだ。

 

以前ファッション誌を読んでいたらオーバーサイズのトップスやワイドパンツから見えるほっそりとした手首足首で女の子アピール♡とあった。確かにだぼっとした裾から少し見える細い手首や足首は魅力的だろう。ほんのちょっと見える肌は色っぽい。

 

しかしそれを骨太がやろうとするとどうなるか?

 

まず全体的な体型が(肉も相まって)太いのでトップスはXXXXXXLくらいになるだろう。そしてワイドパンツが尋常じゃなくワイドになる。ナイル川の川幅くらいないと間に合わない。

 

仮にボーイフレンドデニムを履こうものなら、そのボーイフレンドは競輪選手か千代の富士だろう。後者の場合、既に鬼籍に入られているしそもそも不倫となってしまう。

 

肉は削れるが骨は削れない。この深い業をどうすればいいのだろうか。小さいころから牛乳を飲み続け育った私は考えた。

 

『むしろ死んでから強い』と。

 

人生のステージを死後硬直と同時にスタートさせる。骨が脆かったり細ければ死後の世界でもすぐに消滅してしまうだろう。

 

どうせ冥界では骨ばっかりなんだからその中で燦然と輝く白骨死体になってやれば未来は明るい。オラオラ透けてないスケルトン様のお通りだぜ!と生前スムージーばっかり飲んでいた貧弱な女どもと下北に通いまくっていた軟弱な男どもを蹴散らしてやることも可能なのだ。

 

死後のために今世を完全にあきらめると言う、肉を切って骨を断つを体現していくSTYLEに望みをかける。

 

まぁ、骨の神が現れて「今ここで土下座して”華奢にしてください”と頼めばそうしてやる」と言われたら1秒で土下座を決めるが。

 

そうして細くなった私はボーイフレンドデニムを嬉々として履くし、さすがに彼氏も稀勢の里くらいにはなってるだろう。

 

フェイバリット事務作業

 

IT企業でOLをしている。

 

ITの知識は全くないのだがなぜかIT企業でOLをしている。これは「赤ちゃんってどうやってできるのォ~!?」と喚いてる奴が産婦人科で働いているくらいヤバい。

 

正直、いつ私のクリックでデータがぶっ壊れ、PCが爆発し、フロアに爆風が巻き起こり辺りが死体の山となるのかビクビクしている。そして同時にワクワクしているので社会の闇は深い。

 

ぼかしながら言うと、IT系専門職のアシスタントとして働いているのだがこれが驚くほどわからんちんなのである。もはやわからんちんちんなのである。

 

とはいえアシスタントだし、有識者の教育のもとで日々勉強しながら少しずつできる業務を増やしてはいる。一応扱いは事務職だ。

 

そして、定型的な仕事が多い中でなんとなくこの作業好きだなというものも幾つかある。果てしなく地味で誰が興味あんだよというテーマだが今回はキラキラゆとりOLのフェイバリット事務作業についてだ。

 

大前提として仕事には行きたくないし、ビルに火種を投下できるのなら聖火ランナーばりに走って火種供給に馳せ参じる。

 

また、セクハラをしてくる上司達には「オラがMW所有してたらオメェらなんてアリの巣コロリみてぇにしてやっからな」と感情のタガがぶっ飛んだ悟空のような声色で告げたい。 ※MW…手塚治虫の作品に出てくる毒ガス化学兵器

 

話を戻そう。まず就活中もこの作業が好きだったのだが、返信用封筒の宛名の”行”に二重線を引き”御中”に書き改める作業である。気遣いの気遣いに気遣いで修正するThe Japanese感が何とも言えず愛おしい。

 

「返信用封筒入れときますねごめんなさいね。私めに送ってね」「とんでもない。卑下なさらないで。せっかくだけど敬意を持ってこちらに書き換えておきますわね」というマダムの声が聞こえてきそうだ。

 

何を言ってんだテメーは、と言われそうだが、書いているこっちだって何言ってんだコイツと思っている。

 

それから、督促の電話をかけるのも嫌いではない。書類が滞留すると別の部署に電話をかけ承認しちくり~!と圧をかけるのだが、男ばかりの部署で数少ないナオンの声を堪能できる時間なのだ。幸せだ。

 

もう最近ではずっと書類が承認されなければいいと思っている。耳元で女性の声を聴くと脳内幸福物質がドパァーーーーと出るしスティービーワンダーのように「♪I just call to say I love you」と揺れながら歌いたくなる。

 

最後はOLの醍醐味、コピーを取っている時だ。

 

私は人の少ない空いているコピー機まで出向くので、とても快適である。周りに人はほぼ居らず、大きな窓はあるが電気はついていない。静かで誰もいなくて落ち着く場所だ。私が会社の人間を手に掛けたとしたら、多分ここに隠す。コナン君が「あーれれぇ~?あっちにもコピー機があるの~?」とか言い出さない限り平和は守られるだろう。

 

日々の中にも小さな癒しと楽しみを、と思いながら生活しているが、上の文章を見直すと隠しきれない殺意がありありと伝わってくる。そもそも隠してすらいない。

 

 

先日のブログ(以下)で殺意は色気の源だから出し惜しむなと主張した。

 

elleqqqq.hatenablog.com

 

撤回するつもりはないが殺意が土石流を起こす前に一休みすることも大切である。とりあえずは金と権力と地位を確立し後宮にナオンを囲えるようになるまで、フェイバリット事務作業を癒しにしつつ研鑽を積む所存だ。

 

 

潰えた夢へのレクイエム

ラノベのようなタイトルで申し訳ない。

 

子供の頃は未来への夢で溢れていた。あれになりたい、こんなことしたい、そうなったらいいなぁ、なんて幾つも夢を持っていた。

 

今現在ではそれが”現実逃避”と”妄想癖”にクラスチェンジし、欲望の肥大化は留まることを知らない。そして夢は夢でも夢小説への情熱に溢れ溺死しそうな毎日だ。ハッピーイェーイ。

 

考えてみると、成長と共に自然と消滅した夢はいくつあるのだろう。

 

まず、小さいころから将来の夢が転々としていた。ロールパンナちゃん、お嫁さん、ケーキ屋さん、美容師、先生……教員免許は取ったが結局教師にはならず普通のOLになった。

 

たぶん教員になったら過労死していたし毎日5000人くらい殺してたと思う。そんな忍耐の女が教員になっていいはずがない。我ながら英断だった。それがたとえ4年の月日と親の金と40近い単位の上に成り立っていても、だ。

 

ロールパンナちゃんになる夢は今でも諦めていないが、生憎私はクロワッサンの方が好きなのだ。生半可な気持ちで襲名できるほどロールパンナ稼業は甘くない。パン自体はほんのり甘いがそういう事じゃないのだ。

 

お嫁さんだって諦めてはいない。私を嫁に迎え地獄のような日々を過ごしたいと言う勇者が居ればいつでも迎え撃つ。

 

激闘の末、私が咄嗟に出したパスを受け取った相手が左手は添えるだけのシュートを決めて見事山王工業に逆転勝ち。無言で私と相手がハイタッチを決めた所から結婚生活は始まる。もう全然子供の頃の夢とは関係ないが流川が好きだ。でも結婚するなら牧さんが良い。顔は藤真が一番好みだ。

 

ケーキ屋さんはどうだろう。10歳かそこらの時に祖父に「パティシエになりたい」と言ったら「じゃあ秋田に土地を買ってあげるね」と言われた。

 

パティシエの響きがカッコ良いと思っただけの私は「遠いからいい」と断った。数年後、祖父が本当に秋田の土地を所有していた事を知ったが「遠いからいい」という気持ちは変わらなかった。しかも農場を持っていたのでヘクタール規模だった。遠いし広すぎるので私のような孫より牛さんに譲ってあげてよかったと感じる。

 

美容師も教師も諸々の理由(主に私の意志の弱さと適当さと親からの的確なダメ出し)で諦めて来た。諦めてきたと言うか、大体本気でも無かったのだ。

 

教員は本気だったが、本気の分だけ辛いことも知った。両親が教員だったので職場のことで病んでいく様子や実習での実状は忘れない。ダイナマイトで脳を爆破すれば全て忘れられるだろうがそんなことよりそのダイナマイトで実習中の担当教諭の家を爆破しに行きたい。

 

生徒や他の先生方はとても温かく受け入れてくれ最終的には楽しい思い出となっただけに、教育現場の底で渦巻く闇の部分がいっそう恐ろしかった。ダイナマイトで脳を爆破すれば全て忘れられるだろうがそんなことよりそのダイナマイトで実習中の担当教諭の家と車を爆破しに行きたい。

 

そんなしっちゃかめっちゃかな夢ばかりだったが、根底にあるのは『ほどほどに生きたい』という願いだったように思う。そしてそれは十分すぎるほど叶っている。

 

唯一諦めきれないものと言えば、やはりロールパンナちゃんの後継者となることだ。

 

ただし私がロールパンナちゃんになった場合は胸のハート(正義の心の時は赤・悪の心の時は青)が常時真っ青だろうし、青すぎて黒ずんでいる状態になっている気がする。これからは積極的にダイナマイトを用いて気に入らない奴の家と車と最寄り駅を爆破するなど善行に励み、正義の心を強固なものにして行きたい。

 

強いコーヒーも良いけど優しいミルクも素敵だわ

 

少女漫画雑誌の筆頭と言えば、やはりちゃお、りぼん、なかよしだろう。マーガレット、別冊マーガレット、LALA、花とゆめなんかも入るだろう。私はずっとりぼんを読んでいた。

 

少年漫画も青年漫画も好きだが、”好きな作家”で思い浮かぶのは少女漫画家が多い。

 

しかし一つ。一つ言いたい事がある。

 

なぜヒロインは黒髪、もしくは色が塗ってない髪(金髪なのか)のツンっぽくて素直じゃない男とくっついてしまうのか。

 

性格が王子系の白系イケメンに恋していたはずのヒロインが、最終的にはつっけんどんで意地悪な黒系イケメンと結ばれる……お約束の展開だ。

 

髪の色に限定すれば、ヒロインが髪にトーン貼ってある男とくっつく可能性はゼロに近い。手間がかかるという理由はあるのだろうが、本当に見たことがない。もう私が手作業でトーンを貼っていってやろうかと思うほど髪の毛にトーンが貼ってある男は恋愛的に報われない。

 

まぁ髪の毛の色は置いておいて、この記事では上で挙げた通り、性格が優しくモテモテで王子様のような男子を白系イケメン・意地悪でヒロインをからかってきたりする些か乱暴な男子を黒系イケメンとする。某まとめサイトでこの議論が行われていた時に分かり易い括りと思ったからだ。

 

代表例として『花より男子』の花沢類と道明寺などだろう。

 

世代モロ出しで恥ずかしいが、『恋空』の優とヒロもだ。さらに世代丸見えでもっと恥ずかしいが、春田ななの漫画に出てくる男も大体そんな感じだ。ラブ・ベリッシュとかな。みんな後者の黒系イケメンとくっつくんだ。

 

 

なんでそっちなんだよ!

 

心のさまぁ~ず三村がキレるキレる。優しくて穏やかな方がいいだろ。今からでも遅くない、牧野つくしは花沢類とくっついてくれと切に願っている成人女性は私以外にもいるはずだ。きっと大きな石をどかしたらワサッと出てくるだろう。

 

本当に理解できないのだ。最初からそっちを好きならまだわかる。

 

元々白系イケメンを好きだったり、白系イケメンにすごく真摯に誠実にアプローチされていたりするのに、なんでそっちに行くんだ。そして最初から黒系イケメンだけが恋の相手ならこんな気持ちにはならないと言うのになぜわざわざ白系イケメンを出し恋をさせるのだ。

 

実を言うと、理解できないと言っておきながらも大人になった今ならわかる。

 

優しいだけの男は刺激がない。危うさとセクシャルを感じる欠陥性と少しぞんざいに扱われるあの感じ。追いかけたくなる距離感。黒系イケメンの魅力も十分にわかるのだ。ただ納得はできない。

 

こういう展開に出くわすと、どんどん脳内論議が拡大していき、最終的に”『いちご100%』で最終的にくっついたのはあの子でよかったのか”という所まで行きつき脳内の童貞オタクが「でも最初に好きになったのは東城だろ!!!!!!!!」と喚き出す。

 

ヒロインはなぜ危ない橋を渡りたがるのだろう。いや、危ない橋を渡るからヒロインなのか。

 

あかねは乱馬ではなく良牙とくっついてほしかったし、繰り返すがつくしは花沢類とくっついてほしい。ギャルゲーやハーレムラブコメで幼馴染の女の子が報われないように、白系イケメンは報われない。そして最後まで優しく切なく去っていく。

 

……そんな白系イケメンと幸せになりたいのが私たちのような夢豚である。

 

青汁のCMみたいになってしまったが、本当に幸せになって欲しいし幸せにしたい。「誰を愛そうがどんなに汚れようがかまわぬ 最後にこの夢豚の横におればよい!!」気持ちは殆どラオウだ。

 

中にはもういっそ白系イケメンと黒系イケメンを絡ませ始める人もいるが、それはそれでヒロインとくっつくより幸せなんじゃねぇかと思える。そういう二次創作の場合、ヒロインが極度の腐女子になったりするものが多いが、なんだかその話題は自分でも知らない傷が開きそうなのでやめておく。

 

パッサパサだよパッサパサ

 

髪を染めた。というか、染め直した。

 

高校は染髪禁止だったので卒業と同時に髪を染め、それから約2か月に1度染め直し、時には自分で染めることもあった。カラートリートメントも含めたら今まで40回位髪を染めている。

 

実習や就活があるときは勿論黒く染めたが、元々金に近い色や強いアッシュカラーばかり入れていたので3回黒染めしてようやく黒らしくなるというレベルだった。

 

今は会社勤めなのでさすがに金髪やグラデーションカラーにはしない……と言いたいところだが、我慢できず今日、インナーカラーに明るい色を入れてしまった。服装や髪型に口うるさい職場ではないが万が一怒られたら大人しく剃髪しようと思う。怒られた時は先方が引くくらい反省した姿を見せるのがコツだ。

 

それはさておき、今回の髪色も色・仕上がり共に気に入っているのだが一つ問題がある。

 

パッサパサなのである。口の中ではなく、髪の毛が、だ。(よくわからない方はお手数だが「パッサパサだよマリコちゃん」で検索して頂きたい。)

 

手入れをしていない訳ではないがインバストリートメントだけではカバーしきれぬパサパサぶりだ。最近わかめも食べてないし。金持ちの家で買われているアフガンハウンドの方がずっと毛並みが良い。

 

しっとりと重みのあるロングヘアに憧れて伸ばしているはずなのに、このままではアフリカの大地のような髪を引きずる女になってしまう。私が歩くだけで大地は乾燥し、街ゆく人々の口元がもれなくカサつくテロに発展しかねないので早急に対処しなければならない。

 

そもそもヴァージンヘアの時だって艶々していたわけではないのだから、これだけ髪を染めれば傷むのも当然だ。染める時にダメージオフのトリートメントもしてもらっているが、完全に追いついていない。

 

美容師曰くこれだけ染めているにしては傷んでないとのことだが、こいつは席に着くと『GISELe』や『non-no』に交じって『ゴリラの暮らし』という写真集を渡してくるような輩だ。私からのチップを狙っているだけだろう。ちなみに『野武士のグルメ』を渡された事もある。それなりに洒落た美容院にやってきた若い女に、だ。

 

担当美容師のY軸が4mくらいズレた人間性について語りだすとそれだけで一つ記事が書けてしまうのでそれはまた別の機会とする。

 

話を戻すが、パサパサの髪についてだ。

 

冷静に考えてやはり剃髪が一番良いのでは?と思うが出家したところで梵語は読めず正座は出来ず読経で嘔吐く女が一丁あがり!となるだけである。やはり体質改善とケア方法を変えるしかない。

 

とりあえず明日、@コスメヘア部門でも評価の高い椿油を買ってきてみようと思う。当方、@コスメの従順な犬なので@コスメの言う事は何でも信じてしまう。

 

腹を見せながら「美的.comなんか喰い殺してやるワン!」と叫ぶことだって可能だ。美的.comに恨みはないが@コスメが殺れといったら殺るのである。そんな私に成果が出て、実家の玄関マットのような髪から金持ちの家のアフガンハウンドくらいになったらまた報告させて頂こう。

 

この記事を書きながらJUJUの『PLAYBACK』という曲をYOUTUBEで聞いていたのだが、髪が傷んだナオンが沢山出て来た。彼女たちは海で楽しそうにはしゃいでいるし、日常的に海やプールに行っているから傷むのだろう。海にもプールにも決して出向かない私の髪の方が傷んでいるのはどうしてか。森羅万象を知り尽くした@コスメも教えてくれないミステリーである。


JUJU 『PLAYBACK』

 

※絵に描いたようなキラキラインスタリア充しか出てこないので人によっては見ない方が良い。責任は負いかねる。

 

体育館裏に呼び出しそうな顔

 

ハーフですか?と聞かれる事が度々ある。大体、初対面の人が居る場において3割くらいの確立で言われる。高いのか低いのか微妙な数字だ。

 

このハーフとは、私の思い違いでなければ(血筋が外国人との)ハーフですか?という意味だろう。

 

思い違いの場合、相手の真意は”(お前はフルマラソンを走れる体型でも運動神経でもないけれどみっともない走り姿を見せる機会があるとすれば)ハーフですか?”だろう。そうだね、ハーフか5kmの部だね。

 

上記の質問は小さいころから聞かれてきたが当方、血統書付きのジャパニーズだ。母方の先祖は戦国武将で、更にその先祖は藤原家の一族だ。

 

ちなみにハーフかと思ったと言われる事はよくあるが具体的にどこの国の、とは言われたことがない。

 

最近は4分の1カナダが入ってます、と真顔で嘘をつく。100%信じて貰えるが嘘のラインが微妙すぎるからだろう。父親がモンゴリアンデスチョップ帝国の総帥で、くらい言えばひとしきり嘲笑を買った後に精神科を紹介して貰えたかもしれない。惜しい事をしてきた。

 

これで欧米やヨーロッパらしい顔つきだとしたら「ヤダあたしってばローラ?道端ジェシカ?アンジェリカ?あと一人誰だっけいつも忘れる」と思い込み死ぬほど調子に乗って生きていただろう。決してこんなワールドワイドウェブの片隅で卑屈な下ネタブログを書く女にはならなかった。

 

つまりどっちに転んでも己への肯定度が低ければDead or Killなのだ。

 

弁解させて頂きたいのは、美醜に於いて所謂白人顔が東洋顔より優れていると言いたいのではない。アジア100%なのでヨーロッパ系の顔に憧れる、結局は無い物ねだりに帰結するということだ。

 

というか、私の家系はただ単純に顔が濃いだけとも言えよう。

 

ハーフですか?と聞かれた回数と同じくらい元ヤン・バンギャだと思ったと言われる。

金髪時代は自分でも「これのど飴のパッケージにシャブ隠し入れてる女だろ」と思ったほどだ。黒髪にしたらそれはそれでフィリピン人力士のようになるので、もはやモヒカンか螺髪にするしかないのだろうか。

 

得する点と言えば、顔が濃い&柄が悪いので、夢小説を嗜む人の前で『ヒロインを放課後呼び出して警告する氷帝学園男子テニス部ファン』の真似をすると百発百中で笑いを取れることくらいだ。

 

長らく憧れて来た”華奢”とか”ふんわり癒し系”とかそういった言葉から20億光年離れた所に居るので、もういっそ住めば都の精神で己の悪役顔を全うする覚悟だ。

 

毒を食らわば皿まで。私の死に化粧は金色のルージュにグレーのアイシャドウ爆塗りで頼む。髪型がモヒカンか螺髪かは、運悪く私の担当になったおくりびとの一存に任せよう。

 

 

※人からの評価を過剰に気にする小心者なので、正直この話題もハーフに間違われちゃう自慢かよと思われそうでハラハラしている。一つ自分を褒めるたびにその7000倍自分を貶すような性格だ。そんな女がひとつ残らずしょーもない記事しか投稿しないブログで自慢など出来るはずないのである。