火の車で海へ行こう

 

金がない。いや、ある。

 

IQ7の出だしでお恥ずかしい限りだが、まさに「金がない、いやある、でもない」と言う状況だ。

 

両親の”家にお金入れなくていいから帰ってきなよ~”という甘い言葉に惑わされぬよう一人暮らしを続ける日々。

 

そもそも実家まで1時間もかからない距離だし、親もこう言ってくれている。高給取りではないが4大新卒の平均そこそこは頂いている身。実家に住んでいればあっという間に貯金も貯まるだろう。

 

だがしかし、一人暮らしの自由さ気楽さ楽しさを知ってしまったらもう戻れない。

 

「人間として自立するんだ」と決意したはずがいつの間にか全裸で焼うどんを作ってたりする。もはや自立しているのか退化しているのか。

 

全裸で料理していると心底、服ってスゴいなぁと思う。スピッツ/恋する凡人の歌詞に【矛盾だらけの話だけど進化する前に戻って何もかもに感動しよう】というのがある。それだ。私は草野マサムネだったのだろうか。幼い微熱を下げられないまま神様の影を恐れているのだ。

 

前前前回(満満満足のリズムで読むか前前前世のリズムで読むかは読者諸氏にお任せする)の記事では中森明菜を襲名したはずだったのだが。

 

elleqqqq.hatenablog.com

 

毎度のごとく物凄い勢いで話がズレる。要点は一人暮らしはお金がかかると言う事だ。

 

私は家賃が安い物件に住んでいて家賃、光熱費で6万くらい。自炊中心だが正直コスパはよくわからない。結局自炊はライフスタイルに合う合わないだ。私は合うから続けているだけである。

 

貯金については細かに家計簿をつけている訳ではないのだが毎月2万くらいは貯まるようにしている。なので貯金がゼロで腎臓をどこまで売るかとかそういう切迫感はとりあえず、ない。しかしザギンでチャンネーのパイオツを揉みながらユーゴーするほどの余裕もない。

 

ついこの間も某百貨店で11万円のバッグに一目ぼれしたがどう考えても腎臓を3/4売らないと買えないシロモノだったので諦めた。代わりに4千円のバッグを買った。それはそれで気に入っているので満足しているものの、やっぱり腎臓と眼球を片方売るべきだったのかなと未だに考えてしまう。

 

そんなこんなで友達と如何にしてお金を貯めるか考えたが、解決策がパンツを売るか臓器を売るかの2択であった。この闇、クローズアップ現代でそれっぽく取り上げられそうだ。

 

ちなみに学生時代、学生ローン地獄に陥り金欠だと嘆く友人のPC検索履歴に

 

日本 賞金首

日本 見世物小屋 時給

デブ専パブ 時給

 

とあって爆笑した思い出がある(一切盛っていないモノホンの実話)。見世物小屋は福利厚生・研修アリで3000円だったらしい。『少女椿丸尾末広著)』を期待していると下手な企業よりホワイトだという。

 

度胸もエンターテイメント性もない私にはこのまま地道に貯蓄を続けるしかないのだろうか。

 

恐ろしいほどギャンブル運が無いのでパチやFXにはハマらないと思うが私が福本伸行のような絵柄になり始めたら闇のステップに進んだと思って頂きたい。その時は文字通り火ダルマの車で東尋坊に突っ込んでお見せする。死に際に開花したエンターテイメント性にこうご期待だ。